2月の特設図書コーナー
2月のテーマは「日本の地理」。日本の地理的特色から見たそれぞれの文化や特産物など様々な特色を楽しんでほしいと思っている。
まずは地図の本である。思っていた以上に子どもたちは都道府県のことを知らない。位置関係もあやふやであった。低学年の子どもでも読める内容であり「勉強している」感覚ではなく「気づくと学んでいた」という感覚になってほしいと思っている。
とはいったものの、子どもたちにはまだそんなに豊かな生活経験がないため、自分との関わりで日本を見つめることは難しい。そこで、次の本が面白い。
「くらべる東西」。東京書籍から出版されている。この本、実は妻からの紹介(正しくは妻の友達からの紹介)で知った。簡単にいうと、東日本と西日本の「もの」を比べ、その違いから文化の違いや在り方を知ることができる本である。なぜいいかというと、
- 写真で比較されており、文章を読むのが苦手でも、違いを実感できる
- 身近なものから、意外なものまで幅広く取り上げられている
- なにより、大人も見て楽しい
子どもたちに紹介すると、早速順番を競いながら読んでいた。自分の国のこと、少しでも興味をもてるといいなと思う。