今日、1年生の娘が学校で一番仲がよいという友達の家に遊びに行った。学校では遊んでいるが、休みの日に遊びにいくことは意外にもなく、その子と遊ぶのは初めてであった。その経緯(?)を聞くと面白い。
金曜日、帰ると娘が「日曜日にMちゃんの家で遊ぶ約束をしたんだけど、いい?」と聞いてきた。妻が「いいけど、Mちゃんのお家はいいって言ったの?詳しい連絡はどうすることにしたの?」と聞き返す。すると、
「お手紙を出してお知らせすることになってるの」
と真面目な顔で言う。
「お手紙を出してお知らせする」
面白くて大笑いする私と妻をよそに、あくまで娘は本気だった。手紙を出すとすぐに届くと思っている経験の無さと、何とかして意思の疎通をしようとしていること、それをMちゃんと2人で相談しながら考えたこと、すべてが微笑ましくなった。
やはり、子どもは面白い。手紙を自分たちで郵送する経験はないかもしれかいが、手紙を出すと相手に思いが届くことは知っている。顔を合わせなくても伝え合えることも知っている。相談すればアイデアが生まれることも知っている。こうやって少しずついろんなことを覚えていくのだろう。
結局、妻がMちゃんの家に電話し、遊ぶ約束を取り付けることができた。娘は決まった途端、荷物をまとめ出し、金曜の夜から行く気満々だった。月曜日になればまた毎日会えるのに。学校での遊びと家での遊びはやっぱり違うのだろう。