今日は離任式。ついに退職・転出される先生とお別れ。講師の先生以外は31日までは籍があるが。
この時期に離任される先生が一番(?)大変なこと。
それは
あいさつ
ではないか?辞令をいただいた時に先生方の前であいさつをし、送別会であいさつをし、離任式の日の朝先生方の前であいさつをし、離任式で子どもたちの前であいさつをする。
あいさつだらけ!
離任式の日ともなると、もうネタもなくなる。
一生懸命話す先生には申し訳ないが、こう何度も同じ人の同じことに関しての話を聞かされると、聞いている方としても、
「もういいよ」
的な気持ちになってしまう。
それを知っているから、異動するときはこの「あいさつ」が憂鬱に感じさえする。
その時その時で、話す内容というか、話すジャンルを変えるといいんだろうな。
例えば、
辞令をいただいた時は、その時の率直な気持ち(ちょっと難しい)。
送別会では、赴任してからの先生方とのエピソードや面白話、今だから言えること等。
離任式の朝は、感謝の気持ち。
離任式での子どもたちに向けては、子どもたちとのエピソード。
など。当たり前に思っているかもしれないが、住み分けをしておくと、話の構成もしやすくなる。
- いつ話すのか
- どこで話すのか
- 誰に向けて話すのか
- どうして話すのか(目的)
- どのくらいの時間があるのか
などについて意識しておくだけで、内容がはっきりするため、話しやすく聞きやすいあいさつ(スピーチ)になると思う。
これは、子どもたちのスピーチにもいえる。朝の会や帰りの会でのスピーチをよくやるが、スピーチの時間を設けることは手立てではない。ポイントを示すだけで、それなりのスピーチになるのではないか、とふと思った。