今日は近場にある古墳を見学してきた。
史跡公園となっているところで、遊び場もあるため、休日に家族で遊びに行ったことがある子どもが多かった。私も何度も訪れたことがある。
しかし、訪れたことがある子が多いのに「古墳」について知っていた子どもはほとんどいない。見学の前に、社会科で古墳の学習をしても、今回訪れた史跡公園と繋がった子どもも少ない。
子どもの日頃のアンテナは、こちらが思っている以上に低いのかもしれない。旅行に行ったり、お出かけをしたりするとき、子どもたちにとっては、ただ「遊びに行く」で終わっているのかもしれない。目的は「遊びに行く」でもよいが、訪れる土地や施設などについて、何かインプットできるようにするには、やはり大人の働きかけが必要である。日頃の生活や学校で学習している内容と関連付けたり、今は施設も楽しいイベントにして開催していることも多いため、それに参加したりするなど、何か働きかけたいものだと思う。じゃないと、せっかく訪れてももったいない。
子どもたちは今年度始まった歴史学習に楽しさを感じているようだ。だからこそ、今回見学してきたことを十分に生かしていけるように仕掛けていきたいと思う。