読みたいけれど、売っていない『手抜き力』。
http://www.truth-teacher.com/entry/2017/08/07/171130
amazonで取り寄せて購入し、読んでみた。

- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2014/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読んでみて思ったこと。自惚れではないが、最近考えていたことばかり書いてあるなと思った。しかも、とても分かりやすい。齋藤孝先生の本は本当に読みやすく分かりやすい。
やはり、私たちを取り巻く職場環境は無駄だらけだなと感じる。
- 無駄な会議
- 無駄な資料
- 無駄な行事(行事自体が無駄ではなく、現状維持の考えだけで行われている行事
それでいてなぜか余計な見栄えにはこだわる。つまり、
- 意味のない美しさ
- 目的や意図のない型
- 100%の出来の追求
そして、時間に対する感覚。
- 遅くまで仕事をすることに対する美意識
- 休日もあてにする意識
- 定時で終わらなないのが当たり前という感覚
結構、というか、かなり問題は根深いところにある。今、私が職場にこのような考え方を提唱したところで、おばちゃん先生方は聞く耳をもたないであろう。おそらく「今までこのようにやってきた」という固さや「もうすぐ退職なのになぜ変えなければならないのか」という潜在的な意識があると思う。私みたいなペーペーが言ったところで「この若造が生意気に・・・」としか思われない。
私はよく「仕事が速いね」と言われる。それは、この「手抜き力」を無意識ながら実践しているからだと思う。言うより、もっともっと行動で示し、効率や本質を捉えた方が絶対に良いんだということに気付いてもらうしかないのだと思う。そして気付いてくれた先生だけでも、よりよく仕事をし、生活全般を豊かにしてもらえたら嬉しい。