今日は校内の現職教育においての研究授業を行った。本校、出足が遅く(研修主任の私が悪いのだが)、この時期に私がトップバッターという何とも情けない現状。
それでも「見に来てください」アピールをしたからか、結構多くの先生方が参観してくださった。やっぱりピーアールは大切だ。でも、この話を他の先生にすると「私はそっとやりたい」とのこと。やはり「見られる」ということには大きな抵抗があるんだろうなぁ。その点自分はその段階は卒業できたのだが。まぁそれには「見られることが当たり前の環境にいたから」という大きな理由があるからかもしれない。でも、そう考えると、他の先生方の授業は「学年の先生と管理職の先生のみ」ということになるかもしれない。いや、その可能性が高い。本当の意味で先生方と授業を見合う(いわゆる「互見授業」)ような環境にしていくには、難しいがここにテコ入れをする必要があるのだろう。
私が先陣を切り、多くの先生方の前で授業ができたことはある意味一歩前進。自分自身が動いていくことが私に出来ることだと考えた。
前置きが長くなったが、今日の研究授業を終えていいたいことは一つ。
先生に見ていただいて、いろんなことを教えていただくことで視野が広がったり考えが深まったりすることはもちろん。また、自分自身の日頃の授業の在り方を見つめることができたということももちろん。しかし、それらは誰しもが思うこと。
今日は違った視点。それは、
教室がキレイになる
ということ。本当はそんなことではダメだとわかっている。いつでも教室環境は整えていなければならないのだが、なかなか整理整頓できずにいるのが現状。でも、研究授業があるからこそ、教室をキレイにしてみる。すると、気持ちよくなるだけではなく、日頃見えない何かに気付くことができる。
教室の隅で何かを見つけたり、片付けしたことで思わぬ空間が生まれたり。アイデアの幅が広がる。
こういう研究授業の機会も、いろいろな視点でよさを見つめてみると、一直線すぎる人にならなくなるのではないかと思う。
とはいったものの、急に教室をキレイにしだしたものだから、子どもたちが緊張しいつもより固くなってしまったという大きな大きな課題が生まれてしまったが。。。
やはり教室はいつでもキレイにしておくべきだなと思った。