卒業文集の時期。子どもたちだけではなく、我々も子どもたちへ向けた餞の言葉を書かなければならない。しかも卒業担任なのでスペースが広い。そして、今度の月曜日に子どもたちが回収に来る(まあ、「ちょっと待って」ともいえるが、できれば期限は守りたい)。
ということで、原稿を作っているのだが、伝えたいことをスペースに合わせてまとめるのが難しい。どうしても長くなってしまう。子どもたちに対して本当の最後のメッセージになるため(文集が完成し、子どもたちの手元に届くのは卒業後であるため)「あれもこれも伝えたい」となってしまう。それでもテーマを一つに絞ったのだが、それでも長くなってしまう。。。パソコンで作成し、プリントアウトした原稿を見ると、
読みたくない・・・
なんとも文字だらけ・・・。決められた範囲内に文字を収めることの難しさを改めて感じる。
子どもたちは作文を書くのを嫌がる。特に枚数が多いと途端にやる気をなくし、時系列にダラダラと羅列した作文を書き出す(「今日は○○がありました。最初に○○をしました。次に○○をしました。その時、○○さんが『○○○○○。』といいました。楽しかったです。その次に・・・。」みたいな感じ。。。)。
本当は、長く書くことより「言いたいことを簡潔に分かりやすく伝えられるように書く」ことの方が何倍も難しく、そのような力をつける方が大事だと思う。でも、そのためには「書く」経験がないと短くまとめることなどできない。
「書くこと」は「話すこと」とは違うため「書く」習慣をつけておくことが必要だなぁと改めて思った。
さて、原稿をどうするか・・・。。。