夜、23時頃。
「ブブン、ブブン、ブブ、ブブブブブゥ〜!」
という不快音が外に鳴り響く。
何の音か?
バイクの走る音である。
一つの夏の風物詩。暖かくなると必ず現れる。暖かい日が続くと、それに合わせて毎日現れる。必ず夜に現れる。深夜にも現れる。街中を何周もするのか、1日に何度も現れる。
いきがってカッコつけているのだろうが、誰がカッコイイと思うのだろうか?同じ類の人たちだけだろう。かなりのマイノリティだ。
というのも、この類の人たちは、夏にしか現れない。暖かくなると、頭も温かくなるのだろう。
なぜか、多くの人たちに嫌われるためにお金を出してバイクを改造し、多くの人たちに嫌われるために、暴走行為をしている。誰に何のプラスがあるのかが分からない。これでいきがっているのだから、本当におめでたい。
どうして頭が及ばないのか。それとも本気で嫌われたいのか?それが「粋」だと思っているのか?私には理解できない。
もし、冬の寒い日や道路が凍っている日にも暴走できるのであれば、ある意味の「粋」はあるのかもしれないが、不思議なことに夏しか(しかも、暖かくなってきたとき)現れない。おそらく、人に嫌われたいと思っていても(もしかしたら、嫌われていることに気付いていないほど、「ウマ、シカ」なのかもしれないが)ケガをするのは怖いのだろう。そんな勇気もない、結局はいきがっている弱虫さんたち。
どうして、気付かないかなぁ。これから、どんな人生を歩もうとしているのかなぁ。
それといつも不思議なのは、どうしてこういう人たちって、バイクを買ったり、改造したりするお金をもっているのかなぁということ。バイクじゃなくても、レクサスあたりを改造して暴走している人もよく見かけるけど。。。自分のお金だとしたら、それはすごいな。人に嫌われるような行為をしながらお金も稼げる。ある意味、実業家だ。そういうのをもっと全面に出せばいいのに。。。
それとも、公にはできない金の出処があるのか?はたまた、お父様お母様のスネをかじっているのか?週刊誌の記者たちには、不倫なんかどうでもいいから、そういう人たちを追ってほしいな。そういう人たちの情報を知りたい人って、結構いるんじゃないかな?そんな暇な人いないか。。。
日曜日の昼のどうでもいい記事でした。。。