ゆく河の流れは絶えずして、
しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし
世の中にある人とすみかと、
またかくのごとし。
『方丈記』の書きだし。
無常感。
世の中で常住的なものは何一つない。
世の全てのものは常に移り変わり、いつまでも同じものは無いのだ。
だからこそ、心のもちようが大切なのだろう。心のもち方一つで、後戻りもできるし、やり直せる。
でも、命だけは元に戻らない。
だから、命を大切に、前向きに生きていきたい。
最近好きな随筆である。
古典から学ぶことは多い。。。

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