しがない教頭の学校・職員室・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

人数が少ない方が・・・

今日は1年生の補欠に入る。

算数のプリント学習。

片手で足りるほどの人数の子どもたち。その中で一人、なかなかできない(進まない、解けない)子どもがいる。

はじめは、他の子どもにも目がいくのだが、そのうち、その子どもにかかりっきりになっていく。

もしかしたら、他にもつまずいていた子どもがいたかもしれない。私に見てもらいたいと思っていた子どももいたかもしれない。


大規模校では、そのような子どもはクラスに数名は必ずいる。そして、全員に目を向けられるほどの余裕も技術もない。となると、相対的に集団を高めていこうという考えになり、「この子どもをなんとかしよう、なんとかしなくては」とまでなかなかいかない(いけない)のだ。
結果、全体的に目を向けることにもなり、集団としての高まりは得られることになるかもしれない。でも、できない子ども(嫌な表現だが、分かりやすくするために、敢えて使う)を結局満足させることはできないのだ。


これは、自分の中で大きな課題であった。何ともできないまま、学級担任をおりてしまった。

しかし、100%悪いとはいえないなとも今日の補欠に入った出来事で感じることになる。


できない子どもにつきっきりになれたのはいいが、「その子どもをなんとかしなくては、なんとかしたい」と思う反面、ほとんど周りの子どもを見られなくなってしまっているのだ。


どの子どもにも満足がいくような指導を「少人数学級ならできるのに」と思っていたのだが、「なんとかしなくては、なんとかしたい」と思うばかりに、そこにしか目がいかなくなるのである。大人数なら埋もれている(この表現も嫌だが)子どもも、少人数だからこそ目立ち、なんとかできそうに思えるからこそ、その子どもばかりに目を向けてしまう。


集団と個。なかなか難しいなと改めて感じた。