長い休業期間、そして数日間の分散登校を終え、明日から娘と息子もようやく通常登校となる。
1年生の息子にとっては、ワクワクドキドキの入学をこんなふうにあやふやなものとなってしまい、とてもかわいそうだったなと感じる。
幼稚園生活がとても充実したものであった息子は、「早く学校に行きたい」と待ち遠しい言葉を発する反面、「お友だちができるかな」と不安を隠せない様子も見せていた。
何日かの登校を通し、「学校は楽しい」と感じているらしい息子。「何をしてきたのか?」という問いかけに対する「よくわかんなかった」という旨の回答を聞くと、なんとも頼りないところではあるが、とりあえず、学校生活への希望はまだもっているらしい。
気になるのはやはり休み時間の過ごし方。息子の通っていた幼稚園から入学した子どもは息子だけ。だから友だちはゼロからの出発。ある日「友だちはできたのか」聞いてみると、「できたよ」と話す息子。でも、休み時間の過ごし方を聞くと、一人で自由帳にお絵かきをしているという。何日も。毎休み時間。
それに苦痛を感じている様子はないのだが、親としてはなんだか複雑。自分から進んでいくタイプでもないし。むしろ、友だちからなにか言われたら従ってしまうタイプ。自分でも気付かないところで、我慢したりストレスを感じたりしているかもしれない。
でも、親としてはそれは息子に任せなければならないこと。少しずつ少しずつ、前に進んでいってくれればいい。
昨日、改めて「一番の仲良しは誰なの?」と聞いてみた。すると、「(女の子の)Sちゃん」と答える。そのSちゃん、毎休み時間に息子を誘ってくれるとのこと。短い休み時間の中、追いかけっこをしているらしい。なんともかわいらしい。
男の子ではなく、女の子と遊ぶ息子。息子らしさを感じる。
そういえば、息子は女の子に人気(?)がある。優しいからか?もしかしてモテモテなのか?
そう考えると、うらやましい限りだ。
今だけだぞ、息子。