しがない教頭の学校・職員室・生活日誌

高いアンテナ・豊かな発想で生活を明るくするためのブログ

金と銀は使わないという暗黙のルール【んじゃ、いつ・・・】

6年生理科における「てこのはたらき」の学習。教科書に「モビール作り」が紹介されている。重さ、吊り下げる位置(視点からの距離)、「つり合うということ」を意識させるのに適していると思い、やってみることにした。

ストローと糸、折り紙を使ったおもり(?)でモビールを作るのだが、見通しの甘さや、子どもたちの実態の捉え不足により、2時間もかけてしまった。何をするのにも今の子どもたちは経験不足だなと改めて感じる。折り紙は折れないし、糸は結べないし、ハサミを使うと全部切っちゃうし、、、五感をつかって感じたり動いたりする経験がなかったんだろうな。


ということで表題について。

折り紙を使って、おもりとなるものを作った時のこと。学年で購入していた折り紙を使用させてもらったのだが、子どもたちが折り紙の色を選ぶ際、「金と銀は使っちゃだめだから・・・」といいながら決めていた。金色と銀色の折り紙はどうやら使ってはいけないルールがあるようなのだ。


実はこのルール、「あるある」のようで、結構いろいろな場面で見られる光景だ。以前に担任していた時も学級の子どもたちがいっていた。

そしてこのルールの奥深いところは、先生がルールを決めたものではなく、「子どもたちが自分たちで決めた不文律のルール」であるというところだ。

強制的に守らされるルールではなく、自分たちの自治の下に決められたものであるため、必ず守るというところがミソだ。学級のルールの模範である。

このような、子どもたちが決めた形のルールは最強である。これをヒントに、「あたかも子どもたちが決めたように」学級のルールを決められたら、もっとクラスの秩序が保たれるんだろうな。


ところで、金色と銀色を使ってはいけないというルール。こうなると一体金と銀は、いつ、誰が使っているのだろう。。。